School in South Sudan

学校への導入経緯

はじまり

辻プラスチックは元ABEイニシアティブ生と現地での事業展開先として、最初にテレケカ(Terekeka)地域から始めることになった。
営業活動で訪れたクリニックのオーナーが他社で導入したソーラーシステムが期待していたような能力を発揮していないことから相談を受けたことから始まる。

写真、再構築前のクリニック

このクリニックは、電力消費が比較的多く、太陽光発電を導入前は発電機を利用していたが、維持コストが高いことから、太陽光発電の導入を決めた。しかし、日中でも電力が切れることから、追加工事をお願いし実施したが、問題が解決されず、発電機も併用していた。私たちは、この問題の原因を調べ、出来るだけ既存の部材(ソーラーパネル)を使った再構築の提案を行ったところ、注文を獲得することができました。


システムを入れ替えたことで、夜遅くまで営業ができるようになっただけでなく、発電機の使用も不要になりました。このクリニックのシステムが良いという評判が広まり、口コミで注文が入るようになり、民間事業が軌道に乗ることになりました。

教育省との協力で進めた学校への導入プロジェクト

教育省で働く職員が私たちのソーラーシステムに興味を持ち、同じ地域にある学校への導入に向けた検討を始めました。そこで弊社は、導入支援の条件として、事務次官の承認を得ることを要望し、事務次官とのオンライン面談を重ねてきました。その結果、テレケカ地域ともう一つの地域で実証事業を行うことが決定し、プロジェクトが大きく前進しました。

写真:Mayom Primary School

写真:テレケカ(Terekeka) Secondary School